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単なる、懐かしさだけじゃない
個性派の顔が揃った、それだけでもない

何かがこう、突き動かすものに、今、参っている、、

男の描き方と、バランス的な魅力を持って
続編が勢いづくために、一作目がもたらす根強さ・・・☆
それがあってこそ、、の功績を、ここに見たからだろう


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やっぱり・・・どうしても・・・

最近、その思いが何度も湧き上がる
何かに動かされるのは、離れない思いが頭を埋めているからだ

前回、根津さんへの思いを書いた
勿論、抜け出せないのは、それもある、、

しかし、これは単なるファン目線だからじゃない
作品として、男たちの魅力がきちんと出ている所を、改めて感じたのだ
それはシーンの多さじゃなく、見所的なインパクトでもない
些細な所だけに、留まる印象は人それぞれ、様々だ

特にワタシの目線では、はあ?そんなトコ?となる場合が多く(笑)
えっと、あそこのあのシーン、、と分かり易い説明が出来ない
要するに、役者そのものが意図せずに見せる仕草とか、表情とか、、
そういう台詞もないような場面、又は、声のトーンとか、、

ツボは数え切れないが、強いて挙げれば・・・
ピストルを構えた根津さんのドス声だ

モッくんこと本木君がナイフで切りつけ、血を流しつつポッケから
ハッタリ見せして構える時のドスの効き方と、捨て台詞・・・
「どチンピラが!」 と言う時の声!実に、この声なのだ!
そして、戻れない前妻との僅かなひととき、その優しさ、、
(・・・え?そこなの?って方、多数???)

追って、追われて、、ギリギリの男たちが出す一瞬
恐れを越えた、覚悟の色が素晴しい☆


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1.常に幅を持つ浩市さん、、既に後もなく、最後に抱えた一筋の
儚い光にも似た、モッくんとのシーン
1.怪演した竹中さんのイカレっぷり、、その声だけで笑えて怖い、実に凄い人
1.誰かも分からない金髪ボクサー椎名さん、、こうも変貌出来るのか、、に
思わず見入ってしまう 一途なめぐみちゃん(横山)への愛が
たどたどしく、あまりにも繊細で見事!
1.幹部の鶴見さん、、大袈裟感がなく、抑え気味が絶妙なタッチ
親分を支えるここでのクールさ、若頭役がぴったりだった

1.親分の永島さん、、何かこう、、いいんだわ~♪ここでの永島さんが!
親分肌ではない(見え方として)、ちょっと天然が香るような微妙さ
ワタシ的に言うと、逆に似合わなさが好き

そして、アニィと慕う一馬(一八君)と、その兄ィ役のたけし殿が見せる愛
一馬!一馬!と呼ぶ、タケちゃんの両極がいい

相撃ちして、静かに倒れこむバスシートでのラスト
タケちゃんの場合、アウトレイジでもそうだけど、撃たれても刺されても
あ~!とか、う~!とかの叫びをしない、実におとなしい(笑)
ここが上手いし、本物って感じ☆

という訳で、、いいんだなあ~この映画・・・!
当たり前かも知れないが、みんな、上手いんだよなあ~

これまで、日本映画に対し、顔ぶれの豪華さだけで引く所があった
どこか見せ場の数とか、時間とか、出演の顔に対し、ただただ勿体無い
そういう見え方だ、と自分の中で決め付けていたからだ

しかし、今、それこそが、顔見せ程度のハイライトとしてスクリーンに映り
観る者を掴む要素だ、と思うと、美味しいものは、あれこれ考えずに
味わうのが一番!と思えてきた(^^)
 
最近、公開された「GONINサーガ」の若さも話題だ
彼ら(遺児)を支えたのは、先の顔ぶれが成した
功績であることに間違いない

演じ手にそれを出させた、作品としての魅力と
監督の手腕が光る


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しかし、やっぱり・・・どうしても・・・ここで、もう一度言おう

根津さあ~~~ん!!!
あなたは、やっぱり素敵です~~~!!!

(※各フォトは、サイト画像からお借りした

加筆修正、再投稿 2015.10.21