オールスター共演・・・と、よく言われる
この「オールスター」が付く作品は、内外を問わず、昔から
数知れずあって、まあ~年末時代劇(笑)じゃないが、錚々(そうそう)たる
その顔ぶれだけでも、観ていて楽しめる
今回のチョイスは、スター共演の走り?ともいえる
1970年作品の「Airport 大空港」
実は、早朝放映されたTV映画チャンネルで見たばかり
懐かしさから、思わず食いつく捕食的性格のワタシ、、うしし!
ご存知、パニック映画なんだが、これはいわゆる
パニックの中でも、比較的落ち着いている、、?
ギャー、落ちる~とか、飛んでけ~空へ~、、のような騒動が
起こると思いきや、そうではなく、悲惨な場面もない
パニック慣れ(?)している過激な映像で魅せるのではなく
絡む人間模様を、ドラマティックに描いてある
それが実にいいのだ☆
で、、余談に近いちょっとズレたワタシの視点は
こういう映し方にある、いい意味での緊迫の緩みを見てしまった
画面の中で、会話の様子を枠で表す3シーン(もっとあったかも)
こういう撮影手法の専門用語は知らないが
誰と誰の会話なのか、が、ひと目で分かるサービス満点!
画面に枠で囲まれた人物は、まるで劇画コミックのようで
枠がビヨーン広がったり、閉じたり、で画面に現れる
パニックなのに、どこか楽しい、、♪(自分でも変なツボだ)
作品の詳細やレビューは、各方面に託すとして
ワタシ的に、絡む人物間のドラマが、緊急という場面に於いて
そのドロ沼さ、厄介さを、後に回す子気味の良さ、と、いうか
反面、緊急だからこそ、あらわになる内情の描写、、
抱えた問題のそれぞれが、実にスマートに描かれる
このタッチがとてもいいのだ☆
いやあ~、やっぱりこの時代の大らかさはいい
表現が適当ではないかも知れないが、パニックを受け止める
壮大な大陸の感覚、、?何ていうか、大らかなのだ♪
ツボを挙げたらキリがない、、
ワタシの好きな、現場の男達、そしてアイテムたち
ここで言うと、24時間体勢で待機するに必須なもの
灰皿、コーヒー、遠くに映る重たい電話、立てたペンシルの束
流れる映像では見逃すものを、こうして見つける
画像の有難さに、いつも感謝だ☆
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