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映画「インサイダー」で、実在の人物を演じるため
役作りをしたラッセル・クロウが話題になった

かなりの体重増加と、老け顔になっていたのに驚いたものだ
しかし、見かけに劣らず、その寡黙と言えば聞こえはいい
観ていて痛いまでに、黙して語らない真一文字の顔に
思わず、握りこぶしで応援したくなる！？名演だった（笑）

シーンの中で、存在感バッチリのアルさまが
この真一文字のラッセルに、電話で話そうとするが応じない
そこで、ファックスで語る文字を思い出した

「話さない？話せない？話したくない？」
といった３選択の簡潔な内容が、つい我々の身近な状況に
当てはまるなあ～と妙に納得したものだ

メンドーな関係だったり、裏腹な心境、または
仕事での立場などなど、面白いほどに3選択は頷ける

選ぶまでもなく、３つとも！という状況が、かなりあるのでは
ないだろうか、、そんなおかしな日常に、この名演の作品が
思い出されて仕方がないのである



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マイケル・マン監督の世界が、またいい
乾いた空気感や、映像の色、演じ手の細かい描写に
いつも引き込まれる☆