ブログネタ
キム・ミョンミン・・・素敵な人! に参加中!
ザ・ソプラノズ 〈ファースト・シーズン〉セット1 [DVD]
ザ・ソプラノズ 〈ファースト・シーズン〉セット1 [DVD]

エミー賞:(ドラマシリーズ)2000・2001・2003年
主演男優賞:ジェームズ・ガンドルフィーニ 「ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア」
ゴールデン・グローブ賞:(テレビシリーズ)2000年
主演男優賞:ジェームズ・ガンドルフィーニ 「ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア」

主演:ジェームズ・ガンドルフィーニ ロレイン・ブラッコ イーディ・ファルコ
ナンシー・マーチャンド マイケル・イペリオーリ

マフィアのボスといえば、大勢の部下達の上に君臨する絶対的存在・・・。
そんなイメージを裏切り「マフィアだって組織。すなわちそのボスとは管理職のようなもの」
という解釈でドラマを作ったのがこの「ザ・ソプラノズ」。アメリカの有料チャンネル「HBO」で
99年に放送開始以来、大人気のTVシリーズである。

気の利いた部下はなかなか育たず、上の世代は好き勝手を言い、厄介事の責任は自分
に回ってくる。そんなあたかも中間管理職のような問題に直面するのが、ニュージャージー
を仕切るマフィア「ソプラノ・ファミリー」のボス、トニー・ソプラノ(J・ガンドルフィー二)。
家に帰れば口うるさい妻や、いろいろ面倒を起こす子供、さらに口を開くとイヤミかひがみ
な年老いた母親もいたりするわけで、トニーが抱える悩みはまさに、現代の働き盛りの
男性が抱えるそれと同じ。

この第1シーズンは、そんなストレスのせいで昏倒してしまったトニーが身分を隠して
セラピーに通い始めるエピソードで幕を開ける。やがてそれがトラブルの火種となって
ゆくのだが・・・。
シリーズ前半部はシチュエーションの妙とマフィアの生態のリアルさで話を引っ張り、後半
では、煮詰まった人間関係が引き起こすショッキングな展開で見るものを魅了する。
人気も納得の密度の濃い面白さだ。

トニーを演じたジェームズ・ガンドルフィーニは、暴力性と繊細さを兼ね備えた複雑なキャラ
クターを説得力ある演技で作り上げている。本作で一躍有名になり、「ザ・メキシカン」では
魅力的なゲイの殺し屋を演じた。
(*Amazon:安川正吾氏~商品紹介より)__________________________

私がこの作品を知った・・・というより、俳優のガンドルおっちゃん!(ふふ・・・私の
お気に入り愛称なんです!)をチェックしたのは、結構前で出演作もかなり多いのですが
「トゥルー・ロマンス」の頃だったと思います。何せ、この目立つ巨体と丸っこいお鼻、
ニヤケながら話すハリがあってキンと響く声、一度見たら忘れない人だからでした。
大物俳優とでも、見劣りしない存在感と「悪役顔!」これがもう素敵!やっぱり曲者好き!

プロフィールや、作品はウィキぺディアが一番詳しく載っていますので控えますが、
作品の中でも、97年テレビ映画としてリメイクされた「12人の怒れる男 評決の行方」が
名優J・レモンをはじめとする、そうそうたる役者ぞろいであのお馴染みの熱い「評決」シーン
が見れます。ガンドルおっちゃんも中立的立場で、凄くいい味出してくれて嬉しかったです。
この後、「ザ・ソプラノズ」シリーズが好調スタートで、もうシーズン6までのロングランになって
います。表向きは「マフィア」なんですが、描く状況はフツーの家庭で悩むお父さんの姿。
ここが本当に嵌るツボなんですね。誰でも経験し、共感する苦悩・・・これは何度も見れる
いい作品で、かなりのお気に入りです。

大物、脇役、ここがキラリと光るものを必ずもっているいい男たち・・・。
私的、ツボでまたお連れしたいと思っています。
それではまたお会いしましょう・・・reo18