荒くれ豪快、照れ屋で繊細、静かな紳士、不器用な男、溢れる狂気、、
全てを持ち、その顔を見せる内にある魅力とは
研ぎ澄まされた感性と、緻密さを秘めたもの
しかし、一番の切り札が最大の強みだ
それは、立ち向かう瞬間に自分の中に放たれるもの・・・
「いつだって 出たとこ勝負!」
世界の三船、、その素晴しさを、今更語る必要はない
日本が誇る俳優、外国人が惚れる名優ではないだろうか
一番カッコいい「侍」のイメージと言えば
やっぱり、この人しか浮かばない!
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日本映画チャンネルで放映された、吉永小百合さんの特集の中で
選ばれた印象映画に、黒澤監督「天国と地獄」があって
つい先日も、また観たばかりだった
モノクロの時代は、そのハッキリした白黒が効果的
照明光が出すものをカメラアングルが捉え、光の濃淡を出す
それは、今のどの色を使っても及ばない美しさがある
そして、背景や景色(カラー)に目が反れず、ひたすら演じ手に集中する
表情、掛け合い、男たちのその一挙一動に、食い入ってしまうのだ
映画好きの両親の影響か、若い頃からチャンバラや時代劇など
歴史もよく知らないくせに観ていた とにかく面白かった
特に、黒澤作品には引き込まれたものが多く
巨匠・黒澤と言えば=三船敏郎!
このタッグの全盛期作品は、永遠のリプレイだろう
セリフも内容も覚えてしまうのに、飽きない素晴しさ
何がどう・・・ではなく、タイムスリップの如く、その「時代」を
作ってしまう巨匠と、そこに初めから居たかのような男たち
描かれる男たちが、堪らなくカッコいい!
映画が娯楽の古き良き・・・なんて名文句があるが
やっぱり、昔の俳優って、その存在だけでサマになるカッコよさ、、
同じ言葉しか言えないが、単純に、そう思うのだ
黒澤・三船作品の中でも、3大お気に入りは
「用心棒」「七人の侍」そして最高傑作と自慢なのが「蜘蛛巣城」だ
ツボ満載の名作に、ワタシの視点はHITするばかりで(笑)
とてもここでは書き切れない
だから、それぞれの作品は、またの機会に書くとしよう☆
これぞ代名詞とも言える「男」と、そのキャッチ♪
う~ん、、こんな感じの父親像を見て来た自分の時代
懐かしさと、思い出に、乾杯!