Queenのアルバムで、最もドラマティック、かつ別世界へ
連れ去ってくれるのは、初期の作品の中でも
セカンドアルバム「Queen Ⅱ」だろう
別世界へようこそ♪Queen II Side 2 ("Black") Medley 1
♪("Black") Medley 2
LPこと、レコード盤時代にしか味わえないノンストップ演奏
特にB面のブラックサイドは、聴き手の身体を丸ごと
魔界へ引きずり込むのだ☆
2014年05月
E・ルビッチ監督が描いた、恋愛映画の傑作
甘美なる男女の物語は、大人の色気だけではなく
お洒落さに溢れている(結婚哲学)
1924年作品のサイレント(貴重な映像→☆)は
その古さを感じないどころか、洗練された上品さが新鮮だ
それは、今の時代にない上質な香りに思える
サイレントが見せる、演じ手の誇張的なものを一切感じない
表現する動きも表情も、コミカルなタッチでありつつ
ベースにあるものは、優雅さと気品
それにキャラが加わり、モノクロの中にあるカラーを出す
全てが「お洒落」という色になるのだ☆
ワタシが嵌ったのは、浮気、不倫寸前のシビアな状況を
完全なユーモアで流すE・ルビッチ監督の腕だ
その流れを一層‘‘粋’’なものにした、名優らの共演
(M・ブルー、A・マンジュー、M・プレヴォー、F・ヴィダー他)
サイレントとは、当然音声(BGMは除いて)は出ないわけで
演じ手はフツーに会話をしている 観る側は、音(声)の出ない画面で
役者の口パクパクを見ながら、状況を感じ取る
勿論、セリフ専用のカットも入るのだが、字幕なしだと
僅か数秒だけ映る単語の切れ端から、想像するしかない
それでも、クスクスと笑いを誘う面白さ、、
音声なしでも、十分に笑える、、これが嵌る一番の要素だろう
二組の夫婦と、独身医者、これが入り乱れ翻弄し
誘惑したの、されたの、、と、お笑いドラマのような関係で進む
しかし、ドタバタではない紳士淑女のカラーなのだ
中でも、Dr.ブラウンを演じたモンテ・ブルーさん
すらりと長身の彼が、妻のデレデレぶりに終始愛想笑い
大きな身体で、そそくさと動く
一方、彼のパートナー(同じ精神科勤務)のDr・ミューラーは
Dr・ブラウンの妻に惚れていて、その物腰は日陰で見つめるような
それでも熱い視線、、この差がなかなかいい
そして、事の発端とも言える原因の主が(笑)
ミッツィーこと、M・プレヴォーの色気
ミッツィーの親友が、Dr.ブラウン(モンテさん)の妻シャーロットで
演じたF・ヴィダーの、か弱くもデレデレの合間に見せる
冷静で、時に不安定、そして気品の存在が光る
上に添えたフォトの8コマにもあるように、映るカットだけで
物語が見えるようだ
ぐるぐる回る5人の状況が、The Marriage Circle
まさにタイトルの通り、サークル!
秘かに想い焦がれる・・・
ジェントルの見本であるシーンに、目が留まる
時にスマートに、時に狡猾に、、
いつの時代も、男と女の駆け引きは終わらない
90年を遡り、お洒落さの極意とは、、を感じた素晴しい作品だ☆
☆ はじめに・・・☆
動画に関しては時として再生できなかったり、無効によりサイトでご覧頂くものがあります。
また、残念ながら削除される場合もありますのであらかじめ、ご理解下さいませ。
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